ピアノランド公開レッスンを聴講してきました。
今日は表参道のカワイパウゼに、樹原涼子先生(当ピアノ教室の導入期のメイン教材であるピアノランドを作った方です)の公開レッスンを聴きにいってきました。
録音公募で選ばれた子どもたちの、ピアノ連弾あり、作曲ありの公開レッスンです。
特に作曲の公開レッスンはとてもめずらしいですね。
ピアノを弾きながら、歌う子も何人もいました。
弾き語りができて、かっこいいなあ!
子どもたちの豊かな感性が、曲のあちこちに表れています。
音楽を楽しむ事、自分の感じたものを大切にする事。
そんな大切なものを再発見できたような気がします。
それから公開レッスンを通して、一番印象的だったのは、樹原先生の言葉がけです。
「ミュージックデータ(オーケストラなどのデータによる伴奏)を使いますか?」
と本人に自主的に考えさせる。
弾き終わったら、どうだった?と尋ねる。
「うまく弾けました」「ここがいまいちだった」と、自分の演奏を見つめなおせます。
上手くいかなかった所は「惜しかったねえ、でももう一回やってみようよ!」
きっと次はできるような気になりそうな励まし。
その子のありのままを認めながら、より良い方向へ伸ばしていく。
子ども達が自由に演奏できる雰囲気がつくられていきます。
こんなレッスンを受けていたら、ピアノがますます大好きになるに違いないですね。
作曲のコーナーでは、すてきなタイトルがつけられた曲たちが続きます。
それぞれの曲の世界が表現されていて、おもわず涙がでちゃうほどでした。
樹原先生からの、作曲への全体的なアドバイスでは
「今は理論などの事は気にしないで、出てくるものをどんどん曲にしていくといいですよ」
との事でした。
確かに、型にはめてしまうのはもったいないくらい、みんな素敵な感性を持っていました。
私も、生徒さんの可能性を伸ばしていけるようなレッスンをしたい!
一回一回のレッスンを大切にしていきたいと思います。