11月, 2013年
岡田博美さんリサイタル
こんにちは(*^^*)
所沢の「かなでピアノ教室」です。
秋も深まってまいりました。
昨日は、ピアノランドマスターコースの後、一度練馬に戻ってレッスンをし、夜には上野まで出かけました。
師匠に勧めていただいた、岡田博美さんのピアノリサイタルを聴くためです。
それにしても、座ってから弾き始めまでが、ものすごーく速い。
クライスレリアーナなんて、お尻が椅子に付かないうちに曲が始まっています。
想いが溢れているのですね。
でも感情豊かでありながら、冷静さもあり、その相反するバランスの混じり方が岡田さんにしか出せない個性で素晴らしさだと感じます。
ちなみに、今まで聴いたコンサートで、弾くまでの間が一番長かったのは、小林愛実ちゃん。
たーっぷり時間を掛けて曲の中に入っていきました。
待っている間、こちらもドキドキ。
人それぞれのスタイルがあって興味深いです。
自分が弾く場合、以前はすぐ弾くのが好きだったのですが、最近はちょっと長めに準備するようになりました。
ピアノランドマスターコース 第18回
こんにちは(^^)所沢の「かなでピアノ教室」です!
今日は、ピアノランドメソッドを学ぶための、ピアノランドマスターコースへ行ってきました。
早いもので、もう18回目です。
今日の会場は、汐留ベヒシュタインサロン。
素晴らしいピアノなのでクラスのみんなも楽しみにしていました。
みんながいいピアノに触れる事ができるような機会を、樹原先生が意識的に作ってくださっているのだと思います。
今日はスケール(音階)の弾き方などを学びました。
ピアノを学ぶ上で、スケールは非常に重要です。
きれいに弾くのはとても難しい。
特に指くぐりの所が大変ですね。
1の指を寝かさないで立て気味にしておく。
1の指が中に入る事ができるように、手の中に空間を作っておく。
腕が必要以上に持ちあがらないようにする。
手を移動させる時には、1の指を支えにする。
などなどいくつもポイントを教えていただきました。
わかっているるもりだった事も、改めて確認し、レッスンで早速使えそうです。
楽器を鳴らそう
昨日はうちの下の娘のピアノ発表会でした。(うちの娘は私の恩師にレッスンしていただいています)
平日に珍しいでしょ?
本当は高校生大学生の発表会なのですが、コンクールが近い小学生も特別に出させてもらったのです。
小学生から始まり、高校生→大学生とだんだん大きくなっていきます。
技術も当然ですが、音うちの娘は音量というか、音の響きが足りないなあと感じました。
割と体格がしっかりしている方なのですが、もっと華奢な小学生や中学生の方がもっといい音が鳴っています。
もちろん筋力や体の使い方など、いろいろな要素が絡まっての事ですが、その他に「ピアノのどこで音が鳴っているのか」を理解していないから、というのも大きいかもしれないと思いました。
ピアノを弾く時には、つい鍵盤ばかりを見てしまいますが、実際に音が鳴っているのは、もっと先の弦の所です。
グランドピアノの中を覗いてもらうと、低い方の弦なんかは、とて〜も太くて長いんです。
それを良く響かせようと思ったら、思ったよりもずーっとエネルギーが必要なのではないでしょうか?
間違えたらどうしようなんて心配しないで、ピアノをよく響かせて鳴らして、自分の音をウットリ聴けたら最高ですね!
どんな色で自分を満たす?
想像してみてください。
自分の中に透明なガラスの入れ物があります。
きれいな音楽を聴いたら、きれいな色の小さなかたまりが、コロンとその中に入る。
ピアノの練習の時に、優しい音を出そうと頑張ったら、かわいいパステルカラーのかたまりがコロリン。
きれいな夕焼けを見て感動してコロン。
入れ物はなかなかいっぱいにならないけれど、少しずつきれいな色であなたの器が満たされていく。
いつか入れ物がいっぱいになった時、とてもきれいな色になっているでしょう。
ちょっとだからいいや、って濁ったかたまりをゴロンと入れているうちに、だんだん濁ってしまう。
あなたが今日入れた小さな努力のきれいなかたまり。
その一つでは器はいっぱいにならないけれど、確実にあなたを作っていっているから大丈夫。